マーカーロケーションシステム

在庫管理・ロケーション管理はARで新次元へ

マーカーロケーションシステムはARマーカーを活用して、マーカーが貼り付けられた位置を速く正確に把握することができるシステムです。

QRコードよりも認識が速く、RFIDよりも正確に位置を把握します。

位置管理のこれまでとこれから

 

マーカーロケーションシステムの特徴

マーカーロケーションシステムは大きく以下の3つの特徴があります。

  1. カメラで撮影して認識したARコード情報をまとめて一括で取得可能
  2. 水平方向、高さ方向、奥行方向(XYZ方向)の3次元座標情報を取得
  3. 位置情報は取得し続けてリアルタイムに更新

 

これらの特徴から、たとえば次のようなメリットが得られます。
・複数台のカメラで倉庫等を包括的に撮影して資材の動きを把握できる
・作業者が資材の位置情報や在庫情報を登録する手間がなくなる
フリーロケーションでのモノ管理ができる

 

マーカーロケーションシステムの活用シーン

マーカーロケーションシステムの特徴を活かすことができるシーンとして、次のような用途が考えられます。

活用シーン

1.パレット平置き管理

平置きしているパレットにARマーカーを貼り付けし、パレットの位置や、パレットの上になにが積んであるかといった情報を把握することができます。

2.パレット段積み管理

同じくパレットですが、XYZ軸すべての座標情報が把握できることから、段積みにおいても何列目、何段目のパレットに何が積んであるかを管理することができます。

3.在庫管理

入出庫するモノに対してARマーカーを貼り付けることで、出し入れしたモノに関して、何が・いつ・入ったor出たといった情報を管理できます。

4.作業者/フォークリフトの導線管理

ARマーカーを作業者のヘルメットに貼り付けて、カメラを上空から撮影する仕組みを構築することで作業者位置管理に利用できます。

また、逆説的になりますが、壁や柱等にARマーカーを貼り付けて、フォークリフト側にカメラを設置するような方法も可能です。

 

システムインターフェース

倉庫で活用した場合、下図のように資材に対してARマーカーを貼り、カメラで撮影、取得した情報をPCへ送信するイメージになります。

撮影イメージ

送信されてきた情報は、PCのアプリインターフェース上にリアルタイムで更新されていきます。

システム画面2

 

ハードウェア構成例

マーカーロケーションシステムのハード構成例です。
実際にはお客様の目的用途に合わせて構成決定します。

ハード構成例

 

※ マーカーロケーションシステムは株式会社ナ・デックスと日本電気通信システム株式会社の共同開発品です。

資料請求やお問い合わせは下記リンクからお願いいたします。