「EVを導入したいが、本当に仕事で使えるのか?」
「充電器の種類が多くてどれを選べばいいか分からない」
そんなお客様の声にお応えするため、私たちナ・デックスのスタッフが、話題の軽EV「日産サクラ」を2週間、実際の業務(通勤・営業・配送)で徹底運用しました。
本音のレポートとともに、設置工事・販売のプロの視点から「失敗しない充電環境の整え方」を解説します。

1. 2週間、ガソリン車を捨てて分かった「3つの真実」

① 軽自動車の概念を覆す「加速」と「静粛性」

まず驚いたのは、停車からのスムーズな加速です。エンジンのような唸りもなく、通常の軽自動車よりも軽くスムーズな加速を感じることが出来ました。またエンジン音がなく非常に静かな車内空間を得られ、快適に過ごすことが出来ました。

② 「ガソリンスタンドに寄らない」解放感

会社に普通充電器を設置していたこともあり、夜の乗らない間に充電することで、雨の日や忙しい朝、ガソリンスタンドに寄る10分〜20分のロスがなくなるだけで、1日のリズムが劇的に良くなります。

③ 運用を左右する「バッテリー」と「天候」のリアル

20kWhのバッテリー容量は市内移動には十分ですが、市外・県外への営業活動となると走行距離と残り%を常に意識する必要があります。特に雨天や低温時は電費が左右されるため、「バッテリー管理」が業務の重要なウェイトを占めることを痛感しました。実際にバッテリー残量が20%を切ると、車両から充電してくださいとアラートが出始め、心理的にもよくはありませんでした。

2. 公共インフラの「盲点」:EV特有の困りごとを体験

試乗中、ガソリン車では決して経験することのない「EV特有の壁」にも直面。

  • 充電スポットの「故障」リスク
    目的地付近の充電スポットに到着したものの、充電器が故障中で使えない場面がありました。ガソリンスタンドで給油できないことは経験上ありませんでした。

  • 場所の分かりにくさ
    ナビで表示されていても、広い施設のどこにあるのか判別しづらく、周囲を彷徨うことも。

こうした外部インフラの不確実性は、ビジネスにおいては大きな損失です。
だからこそ、**「確実に充電できる充電環境」**を整えることが、EV導入成功の絶対条件だと感じました。

3. ガソリン車と変わらない運用を実現する「2つの鍵」

今回の実証を通じて、社用車としてのEV運用を成功させるには、以下の2点を明確にすることが不可欠だと結論付けました。

① 「車両台数」と「充電器数」の最適比率

全車両分を設置するのか、交代制にするのか。台数と充電器数のバランス、そして「誰がいつ充電するか」という運用ルールを明確にすることで、ガソリン車と遜色ない利便性を確保できます。

② 用途に合わせた「充電スピード」の選択

軽EVの日常使いには「6kW普通充電器」が最適ですが、送迎バスや大型車両の電化、あるいは短時間での回転が求められる運用では、**「急速充電器」**の導入も検討の遡上に上がります。

充電タイプ

推奨シーン

メリット

6kW 普通充電器

軽EV・普通車の基礎充電

夜間8時間で満タン。コストと性能のバランス。

急速充電器

送迎バス・物流トラック・短時間復帰

短時間である程度の容量を回復。稼働率を維持。

4. ナ・デックスが「伴走型」でサポートする理由

私たちは単に機器を販売する業者ではありません。今回の実証で得た「生の情報」をもとに、お客様の状況と計画に沿った最適なプランをご提案します。

  1. 実体験に基づく「運用ルール」の策定支援
    「どの車両に、どのタイミングで、どの出力の充電器が必要か」をご提案をいたします。

  2. 送迎バス・商用車の大型電化プロジェクト
    普通充電から急速充電まで、将来の拡張性を見据えた受電設備と導入計画を立案いたします。

  3. 脱炭素社会への貢献を共に目指す
    補助金活用から施工後のメンテナンスまで、お客様のカーボンニュートラルへの歩みに最後まで伴走します。

Nadex Magazine 編集部より EV導入はゴールではなく、新しいビジネスインフラの始まりです。2週間の体験で見えた「自社充電の重要性」と「計画的な運用」を、貴社のビジネスの安定と脱炭素への貢献に繋げてください。